映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

映画

第3回ソウル国際フード映画祭

関西国際空港よりOZ1135便でソウル金浦国際空港着。 www.sifff.kr 第3回ソウル国際フード映画祭会場に到着。スタッフは女性ばかりでウチの大学の学園祭みたいだぞ #ママごはんまだ #whatsfordinnermom #sifff #seoulinternationalfoodfilmfestival フォーポ…

「リンキング・ラブ」監督・金子修介 at 109シネマズHAT神戸

movie.linking-love.comロマンポルノ出身の監督でコンスタントに毎年映画を撮っている監督というと金子修介監督だけではないか。今風、に寄ることなくむしろダサいくらいの「昔ながらの味」というか切れ味はなくとも変わらぬ老舗の味といったところか。自ら…

「禅と骨」監督・中村高寛 at 元町映画館

www.transformer.co.jp禅宗の僧ヘンリ・ミトワの日米を跨ぐ一代記を記録と劇パート、更にはアニメーションを繋いで駆け足で見せ切る。色即是空空即是色なんのその、ミトワ氏は映画をつくりたいという我欲、今に生きず過去に生きるのだと疾走する。その深層心…

「女神の見えざる手」監督ジョン・マッデン at TOHOシネマズ日本橋

misssloanemovie.com アメリカの銃規制を巡る保守右派(または長老派と言うべきか)と規制強化派の攻防をロビイストと言う立場から描く。ロビイストはエリザベス(ジェシカ・チャスティン)。ただのやり手ではない。男社会に挑む気負いと言うよりは知性と野心で…

「ロキシー」監督ゲイリー・マイケル・シュルツ at MOVIXあまがさき

roxxy.jp

「八重子のハミング」監督・佐々部清 at 宝塚シネピピア

yaeko-humming.jp愛のかたちというものは様々で、出会いも別れも各々の記憶の奥底に沈殿している肌の温もりと労わりあう感情で支えられる、ということを描いている映画である。 こういうかたちになり得ることが、個人的には想像がつかない。ミヒャエル・ハネ…

「ドリーム」監督セオドア・メルフィ at TOHOシネマズ西宮OS

www.foxmovies.com

「アウトレイジ 最終章」監督・北野武 at 109シネマズHAT神戸

outrage-movie.jp このシリーズ、2作目「ビヨンド」('12)が好きだった。3作目があるとは想像していなかったが旧知のスタッフとの縁で今年初め頃の神戸ロケを見学させて頂き、そのスピーディな演出と一枚岩のスタッフワークを目の当たりにして期待が高まった…

「エタナティ 永遠の花たちへ」監督トラン・アン・ユン at シネリーブル神戸

eternity-movie.jp「ノルウェイの森」以来6年ぶりのトラン・アン・ユン監督作品。撮影監督は前作に引き続き台湾の李屏賓。「ノルウェイの森」とは違うキラキラなデジタル撮影。 19世紀のフランス、裕福な家庭の三代に渡る家族の物語、いや物語はさほど語られ…

「ブルーム・オブ・イエスタディ」監督クリス・クラウス at Bunkamura ル・シネマ

ナチスドイツの加害者の孫と被害者の孫が、件の虐殺を研究する学会で出会い、反発し、やがて惹かれ会うというナチスの犯罪を現代の舞台に持ち込み、かつ若い世代に仮託して描くというアイデアは秀逸で、キャメラもなかなか素敵だ。しかし、ドイツ的なるもの…

「オン・ザ・ミルキーロード」監督エミール・クストリッツァ at TOHOシネマズ西宮OS

onthemilkyroad-lefilm.comセルビア語映画だが、地理的には曖昧な土地が舞台。けたたましい動物たちの声、そして睥睨するハヤブサ。豚は肉になり、屠殺された豚の血で鵞鳥は入浴し、血の匂いに満ちた鵞鳥に蝿が集る。ロバを脅しハイスピードで這い回る蛇もハ…

「エル ELLE」監督ポール・ヴァーホーヴェン at 神戸国際松竹

https://www.facebook.com/ElleTheFilm/ 幼少期に父親が起こした猟奇殺人事件以来、傷つくことをやめてしまったかのような精神状態の女をイザベル・ユペールが演じる。口は悪いが他者に与えることは厭わない。だらしのない息子、欲望のまま生きる母親の要求…

「三度目の殺人」監督・是枝裕和 at 109シネマズHAT神戸

gaga.ne.jp観ている途中でジョン・フランケンハイマー監督「終身犯」('62)を思い出した。テレビで一度観ただけの映画で画を殆ど覚えていなかったが、この映画の後半ではっきりと重なるシーンがあることを認識した。キネマ旬報の特集号を読んでも誰も指摘して…

「新 感染 ファイナルエクスプレス」監督ヨン・カンホ at 神戸国際松竹

shin-kansen.com 「新幹線大爆破」('75)の犯人がゾンビの大群だったら、いや単純にそうはくくれないモチーフだがノンストップ、これでもかと繰り出す危機の連続に父娘愛、夫婦愛を差し込んだ見事過ぎてあざとくてもOKな伏線。キャラクターの描き分けもしっか…

「散歩する侵略者」監督・黒沢清 at 109シネマズHAT神戸

sanpo-movie.jp蝉の声がしきりにするのに冬のようなルック。登場人物の服装も季節を推し測れない。警察官のジャケットに静岡県警とあるが静岡なのかどこなのかは分からない。人間が信じ込んでいる概念を一瞬にして吸い取る宇宙人と称する連中。映画は開巻か…

「ベイビー・ドライバー」監督エドガー・ライト at 109シネマズHAT神戸

www.babydriver-movie.comウォルター・ヒル監督「ザ・ドライバー」('78)が好きな映画人は多いようだ。 「ドライヴ」('12)というあからさまなオマージュがあった後にまだやるのか、と思ったのが観る前、始まったらベースは「ザ・ドライバー」ながら「現金に体…

「夜明けの祈り」監督アンヌ・フォンテーヌ at シネリーブル神戸

https://www.facebook.com/Lesinnocentes.lefilm/?pnref=story 1945年12月の、ポーランドのどこかの修道院が舞台。 微かに色を纏ったかのような黒と白の世界。修道衣の白と黒、陽の当たらない修道院の暗がりの黒と、壁ひとつ外の世界の白銀と。この、溜め息…

「君はひとりじゃない」監督マウゴルザタ・シュモウスカ at シネマート心斎橋

https://www.facebook.com/bodycialo 2015年のベルリン国際映画祭監督賞受賞作。 国際映画祭向けに「狙っている」感は否めないが、現代ポーランド社会の一端を見事に切り取っている。子を失い、大きな犬と暮らす孤独なセラピストの女性が、住んでいる団地の…

私は、ダニエル・ブレイク」監督ケン・ローチ at パルシネマしんこうえん

www.idanielblake.co.uk ダルデンヌ兄弟の映画で欧州の貧困を知る。そしてケン・ローチのこの昨年度カンヌ最高位作品で英国の貧困を知る。この映画とEU離脱は無縁ではない。低所得者層、いやここで描かれるシングルマザー家族は飢えてすらいる、そんな彼ら彼…

「彼女の人生は間違いじゃない」監督・廣木隆一 at シネリーブル神戸

東北大震災を扱った映画はドキュメンタリーを中心にそれこそ星の数ほどある。その中で廣木監督自身が執筆した小説として先行していたという本作のこのタイトルが潔い。 冒頭、早朝と思しき林道の、正面からのロングショット。車のヘッドライトに浮かび上がる…

「カフェ・ソサエティ」監督ウディ・アレン at 宝塚シネ・ピピア

最近2本ほど敬遠していたウディ・アレン作品だが、撮影監督がビットリオ・ストラーロと知って(初コンビ)断然観たくなった。 主人公のルックスは冴えないが弁舌と如才なさに才を発揮するウディ・アレンそのままなボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)がデートに…

「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせガール」監督・大根仁 at 東宝関西支社試写室

www.youtube.com 出会う男すべて狂わせガールとはいえ、狂う男のタイプは限られているようにも見える。総じて極めて現代ニッポン男児的幼児性が共通項で、狂わせガールのあかり(水原希子)もまた知性や狂気も感じさせるパーソナリティでもないので手玉に取っ…

「いのち・ぼうにふろう」監督・小林正樹 at シネ・ヌーヴォ

資料室 |東宝WEB SITE 1971年俳優座=東宝提携作品。 脚本は仲代達矢の奥さんだった隆巴、そのせいか前半は舞台調。のちに無名塾で実際に舞台化されている。今では考えられない素晴らしいオープンセット(美術:水谷浩)の深川亭なる「一見さんお断り」の居酒屋…

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」監督ケネス・ロナーガン at 塚口サンサン劇場

www.imdb.com Manchester by the sea そのままこれが地名なのだそうである。 冒頭、美しい川を往くボートで交わされる大人と子供の会話。どうやら親子ではなくおじさんと甥っ子の関係らしい。どうということのない会話。そこから雪の季節の別の町へ。冒頭の…

「未来を花束にして」監督セーラ・ガヴロン at パルシネマしんこうえん

twitter.com 1910年代のロンドン、クリーニング工場で働く女工達。あからさまな人権蹂躙が描かれるも、それは今の時代からすれば、との注釈がつく。当時は当たり前で憲法上女性の人権は著しく抑制されていた、ということがよくわかる。 そんな中、参政権を求…

「ハクソー・リッジ」監督メル・ギブソン at 109シネマズHAT神戸

www.hacksawridge.movie 旧約聖書を底流にそこはかと流すスピルバーグを始めとして聖書乃至キリスト教的理念を「隠しつつ」描く映画は少なくない。イーストウッドに於いても聖書の理念に苦悶し、疑い、それでも信じる(しかない)というプロセスをベースにして…

「杉原千畝を繋いだ命の物語」監督・梶岡潤一 at 淡路夢舞台内「淡路夢工房」

#chiunesugihara #jewish #documentary 上映後、梶岡潤一氏の講演。

「20センチュリー・ウーマン」監督マイク・ミルズ at 神戸国際松竹

www.20thcenturywomen-movie.com マイク・ミルズという人は私小説映画作家らしく、今作は実の母親のことを描いているとのこと。舞台は1978〜79年のカリフォルニア州サンタバーバラ。その頃50歳代だったドロシア(アネット・ベニング)とその息子ジェイミー(ル…

「台所太平記」監督・豊田四郎 at 宝塚シネピピア

1963年、東宝東京映画作品。 谷崎潤一郎晩年の同名随筆は既読。ビデオにもDVDにもなっていなかった本作をニュープリントで観られる又とない機会に駆けつける。 女中、と呼べなくなってお手伝いさん、と呼ばれる時代、即ち戦後間も無くから昭和38年までを言葉…

「ママ、ごはんまだ?」トークショー in 宝塚シネピピア

宝塚シネ・ピピア トップページ #本日初日 巨匠の作品と並んで公開中 #ママごはんまだ #橋爪功 #木南晴夏 #藤本泉 #春風亭昇太 #林家正蔵 #一青妙 #一青窈 にほんブログ村