1977年、下関。女子高校の仲良し陸上部員4人は、韓国・釜山での親善陸上競技大会で彼の地の男子高校生に出会う。
その男の子、アン君(淳評)は、戒厳令下夜間外出が禁止なのに、宿舎に現れ、郁子(水谷妃里)に猛然とアタック、1年後の七夕(韓国語でチルソク)に再会
することを誓う…というお話し。
「半落ち」と公開が逆になったが、東映大泉撮影所出身の佐々部監督のデビュー作。
山本譲二や山口果林が登場すると東映の残り香を感じさせるが、それ以外はぐーっと押さえて本当に爽やかで切ない青春の日々を綴る。
女のコ達がみんなイイ。ベランダで星空を見ながら山口百恵を合唱するシーンいいなぁ。
今や「韓流」ブームで薄らいでしまった日本と韓国の間に流れる「深い溝」をいまあらためてここに描かれたことも新鮮だ。
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2004/10/29
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (85件) を見る