映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「江戸川猟奇館 屋根裏の散歩者」監督・田中登 at 銀座シネパトス3

1976年日活作品。
屋根裏から糸を垂らしての毒殺手法、人間椅子と「恐怖奇形人間」と描写が重なっているが恐らく原作からワンポイント的に引用しているのであろう。
登場人物のそれぞれの性癖はディスコミュニケーションが前提となっており、決して触れ合おうとしない。更には明智小五郎も登場しない。何ともゆるくも淡々とした時間が流れるのだが、関東大震災直前の空気感の表現を目指していたと想像される。