3D版で鑑賞。
「2」から10年、「3」をつくらんならんのか、というハリウッドの台所事情のしんどさを思わずにいられない。ソネンフェルドという監督も世渡り上手のハリウッド族という印象しかない。脚本はイーサン、もといイータン・コーエン、「トロピック・サンダー」('08)「マダガスカル2」('08)の人。軽い。
タイムトラベルものである。未来の宇宙人共棲社会から1969年へ。いや当然その頃にも宇宙人はいたのです、そしてアンディ・ウォーホルはその頃のMIBの一員だった、というオッサンには微苦笑できる世界。
クライマックスはアポロ11号打ち上げ。アームストロング船長の有名な台詞も出て来る。が、特にノスタルジーを盛り上げる演出ではなさそう。過去の修正は必ず歪みを生み、1人の命を救えば(修正すれば)1人の命を失う、というカセ、それをああいう形で出すとはなぁ、泣けない。苦心は買うが。
アタマとラストにしか出て来ないトミー・リー・ジョーンズ、「もう勘弁してくれよ」というスタンスだったのかな。
The Philosophy of Andy Warhol: From A to B and Back Again (Harbrace Paperbound Library ; Hpl 75)
- 作者: Andy Warhol
- 出版社/メーカー: Mariner Books
- 発売日: 1977/04/01
- メディア: ペーパーバック
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