映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「夢翔る人 色情男女」監督イー・トンシン&ロー・チーリョン at シネマート六本木

1996年香港ゴールデン・ハーベスト作品。
日本最終上映とのことで駆けつける。ビデオで見ていたがフィルムで観るのは初めて。DVDはプレミア価格がついていて手が出ない。
森崎東監督「ロケーション」('84)の香港版といったところ。ピンク映画のスポンサーがヤクザ組織というところが香港らしい。
ところ変われど映画への情熱は皆同じ。栄冠を夢見る監督も同じ。日本のピンク映画を勉強しているキャメラマンが泣かせる。
舒淇(スー・チー)が輝くばかりに美しく、可愛い。この時二十歳か。全編広東語だが、彼女が台湾出身で貧しい生い立ちであることを語るところだけ台湾華語、これまた泣かせる。懐かしの名画に再会出来てラッキー。


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