映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「ゼロ・グラビティ」監督アルフォンゾ・キュアロン at TOHOシネマズ梅田

3D版で鑑賞。
傑作「トゥモロー・ワールド」('06)以来7年ぶりのアルフォンゾ・キュアロン監督最新作。
「トゥモロー…」で未来世界にリアリズムを持ち込んだ彼が更にそれを進化させ、宇宙空間リアリズムを展開する。嘗てスピルバーグが「シンドラーのリスト」('93)と「プライベート・ライアン」('98)によってそれまでの戦争映画の表現方法を終わらせてしまったように、キュアロンは今作で宇宙SF映画の表現を一旦ここで終わらせてしまった。それほどまでに徹底した臨場感である。尤も、キネマ旬報12月下旬号の特集記事にある宇宙の専門家に言わせると「ありえない現象」も含まれているようで、それはそれで映画なのだと得心する。
太古、人類は宇宙から来たかのようなラストに、身震い、どうしてもキューブリック「2001」を想起してしまう。キュアロン監督はそれを否定する発言をしているが。
とまれ、傑作。3D版で観られることをお勧めします。



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