映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「ノーマ東京」監督モーリス・デッカーズ at シネリーブル神戸

昨年度サンセバスチャン国際映画祭キュリナリー部門グランプリの「ノーマ、世界を変えるレストラン」('15)の続編とも言うべき本編は、「ノーマ」が期間限定で丸ごと東京にお引越しという驚愕の宴を描くドキュメンタリー。
シェフたるレネ・レゼピの目指す「完璧な未熟」というアンビバレンツなコンセプトの実現にスタッフ一同が狂熱の集中力で挑む。緊張が過ぎて体調を崩す者さえいる。すっぽん料理に何度もトライしつつ結局本番では却下するくだりがその最たる完璧主義。
それにしても、完成されたコースの食材のうち、野菜類は殆ど長野県産だった。今更ながら田中康夫氏が長野県知事時代に提唱した長野県原産地呼称管理制度の正当性を裏付けていて感銘を受ける。


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