映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「猫と庄三と二人のをんな」監督・豊田四郎 at シネマヴェーラ渋谷

1956年東京映画作品。
DVD未発売、VHSで一度観たきりでスクリーンでは初めて。
阪神間ロケ、このロケを幼少の砌の村上春樹氏が目撃していたり、森繁久彌をからかう虫取り網を持った少年が今の文藝春秋社社長だったりと佳き時代の香りが漂う。映画全体で言うとテンポは良くない(136分)ものの森繁と浪花千栄子の掛け合いは観ていて飽きない。今回気がついたが、浪花千栄子が神棚で唱えるお題目は天理教のそれ。勿論原作にある訳ないのだが、ご本人が信者だからなのだろう(もしかしたらやらせてくれと主張したのかも)、大らかな時代だったのだ。


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