映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

2006-09-14から1日間の記事一覧

「紙屋悦子の青春」監督・黒木和雄 at シネカノン神戸

今年4月に急逝した黒木和雄監督の遺作。前作「父と暮らせば」('04)のラスト、舞台セットから仰ぎ見る原爆ドームという極めて直截な表現は、現代日本が「戦後」ではなく「戦前」であるとのメッセージを強く感じさせたが、矢継ぎ早につくった本作が、結果的に…