今年4月に急逝した黒木和雄監督の遺作。前作「父と暮らせば」('04)のラスト、舞台セットから仰ぎ見る原爆ドームという極めて直截な表現は、現代日本が「戦後」ではなく「戦前」であるとのメッセージを強く感じさせたが、矢継ぎ早につくった本作が、結果的に…
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