映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「列車に乗った男」監督パトリス・ルコント at シネリーブル神戸

フランス、とある地方都市の駅に降り立つ男(ジョニー・アリディ)。
頭痛薬を買い求めた薬局で、薬を飲むための水を差し上げよう、と近づいて来た初老の紳士(ジャン・ロシュフォール)。
男は言われるままに彼の家に招じ入れられるが、「秋期閉鎖」のホテルのせいで、結局この老人の家に滞在することになる。
男は銀行強盗のプロ、老人は詩を教える教授だった…いや、それでどうなるの、って感じの導入部だが練達のルコントは人生は一度きり、でももし別の人生があったなら、という儚くも楽しいつかの間の白日夢を描く。
そう、教授はアウトローの人生の匂いを嗅ぎ、アウトローは詩人の想いを探ろうとするのだ。
二人の大人の役者が素晴らしい。
ちょっとした寓話につき合わされる感じは悪くない。が、キャメラが良くない。

列車に乗った男 [DVD]

列車に乗った男 [DVD]