「ギャング・オブ・ニューヨーク」('02)以降オスカー欲しさで急速につまらなくなったスコセッシ作品をスルーし続けて来たが、ローリング・ストーンズとあれば駆けつけない訳にはいかない。冒頭とラスト、押さえきれない自己顕示欲を示すスコセッシだが、それも解らなくもないのはストーンズという世界最強を撮る喜びと自尊心、そんな彼を見透かすかのように振り回すミック・ジャガーの強烈な個性への対抗心がそうさせている。過去のフィルムが時折挟まれるが(ああ恥ずかしい某お台場局アナの幼稚なインタビュー)、2時間たっぷりとストーンズのライブを楽しめるということに尽きる。ブルーレイ出たら買うなぁ。
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