映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「この愛のために撃て」監督フレッド・カヴァイエ at 梅田ガーデンシネマ

叩きつけるような轟音がオープニング、男を追う男二人、彼等のチェイスの動機が見えないまま追われていた方の男はクルマにぶち当って死んで…いなかった。場面変わってサミュエル(ジル・ルルーシュ)の家庭。臨月の妻ナディア(エレナ・アナヤ)との平和な日常。サミュエルは正看護師を目指していて夜勤へと出かける。職場の病院で受け持った入院患者は二人。その片方がくだんの交通事故で運ばれて来た名無しの男(ロシュディ・ゼム)。その夜、何者かが医師に化けてこの男を殺そうとしているのをサミュエルが目撃。犯行は未遂に終わり警察に通報するが、翌日サミュエルの家に暴漢が忍び込み、ナディアは誘拐されてしまう。サミュエルに脅迫電話がかかり「妻を助けたかったら入院している男を病院から運び出せ」と要求される。妻を助けたい一心で実行するサミュエルだが…こっから先は書けない。
これ以上の予備知識なしにご覧になることをお勧めする。上映時間90分未満、ノンストップ時速140キロぐらいでパリの町を走り抜ける感じだ。なかなかカッコいい女刑事が出て来て事件の解決に当るが…いやこれが意外な展開へ。
日本では撮影すら不可能、フランス映画まだまだやるな。
佳作、お勧め。宝塚歌劇のような邦題だが騙されたと思って。


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大阪市北区内某所で吉鶴義光Pと打ち合わせ。
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