映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

「白夜」監督ロベール・ブレッソン at ユーロスペース

ブレッソン1971年の作品。日本初公開は'78年で何故か見逃しておりずっとそれを悔やんでいたが今回ニュープリントでリバイバルされたのを機に劇場に駆けつけた。
彼の著書「シネマトグラフ覚書」は全てのフィルムメイカーにとって聖書であり、真の映画づくりの極意はそこに全て記されている通りと言っても良い。
今作もお手本のように的確なカット割り、無駄が一切ないキャメラワークに息を呑む。誰かの視線であることを絶対的に避けるキャメラも崇高ですらある。
ラストの、マルトとジャックのあのチークキスは暴力よりも残酷だ。傑作。


シネマトグラフ覚書―映画監督のノート

シネマトグラフ覚書―映画監督のノート


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