映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「つむぐもの」監督・犬童一利 at 有楽町スバル座

自分の経験上、本作の制作規模は想像がつくのでディテールの苦心ぶりは同情する。
見所は何といっても石倉三郎の抑えに抑えた演技である。脳梗塞後の身体の不自由ぶりの表現は不自然さがない。他にも痴呆が進む老人たちの演技も嘘くささが無いのが良かった。
映画を観た後、本作で石倉三郎の息子の妻を演じていて、私の最新作「ママ、ごはんまだ?」(来年公開)にも出てくれている広澤草さんと邂逅。本作の出演者の方々と韓国映画子猫をお願い」('01)のチョン・ジェウン監督をご紹介頂く。


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