映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「太陽の季節」監督・古川卓巳 at 神戸朝日ホール

1956年日活。「第1回神戸裕次郎映画祭」のプログラムとして上映。
プリントは綺麗が台詞が聞き取りにくい。長いダイアログを役者が早口で話すからというのもある。
裕次郎氏は脇役、それも何か後から付け加えた印象の役柄。
戦後11年目の映画として観ると、先の戦争で国の犠牲になって死んでいった夥しい人のその意義を、いともあっさり引っ繰り返している、と恐らく1956年当時の大勢は思ったに違いない。
一方で'80年代バブル期の遊び方とさほど変わっていない事にも驚いた。


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