映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「カフェ・ソサエティ」監督ウディ・アレン at 宝塚シネ・ピピア

最近2本ほど敬遠していたウディ・アレン作品だが、撮影監督がビットリオ・ストラーロと知って(初コンビ)断然観たくなった。

主人公のルックスは冴えないが弁舌と如才なさに才を発揮するウディ・アレンそのままなボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)がデートに成功する相手ヴォニー(クリスティン・スチュワート)を初めてホテルの自室に連れ込む、いざと言う時に停電、部屋に夕闇の光が差し込む、鳥肌が立つほどの美しいデジタル撮影だ。お話は「ラ・ラ・ランド」('16)と似たようなちょっとしたすれ違い、選択の違いの結果、結ばれなかった二人のビタースィートラブなんだが、我らがアレン、場数が優っているだけに完成度はこちらの方に軍配、いや世代(と色恋の場数)で評価は違うだろうが。

この美しい撮影を堪能するには断然映画館、愛おしい佳作、お勧め。

 

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ボデガス・ファン・ヒル・シルバーラベル'14

Bodegas Juan Gil | Gil Family Estates

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「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせガール」監督・大根仁 at 東宝関西支社試写室

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出会う男すべて狂わせガールとはいえ、狂う男のタイプは限られているようにも見える。総じて極めて現代ニッポン男児的幼児性が共通項で、狂わせガールのあかり(水原希子)もまた知性や狂気も感じさせるパーソナリティでもないので手玉に取っている風には見えない。「モテキ!」('11)「SCOOP!」('16)と'80年代テイストがホームグラウンドだと思わせていた大根監督、今回は'90'sの雑誌メディアがまだ花形だった時代をサクサク切り取る(設定はネット炎上とLINEがもの言う現在進行形だが)。

上っ面のトレンド追っかけぶりと流されて行く人々を嗤う批評眼はシャープ。

一皮剥けば幼稚な恋愛にジタバタする男達、微かに同情するのは松尾スズキ演じる編集長、何ともご同輩の命短しぶり。

クスクス可笑しい楽しさ満載だが、賞味期限あり、かな。9月16日公開。

 

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