本日は岐阜CINEXにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。#白羽弥仁 監督、#五十嵐美紀 さん、#宮本忠博 さん、原作者の #中島弘象 さんが登壇。客席から暖かい声も多く嬉しい時間でした。明日は中島さんファミリー👪がみれるかも。🇵🇭フィリピンキャストもたくさん来ますよ! pic.twitter.com/5z7D9L6885
— 🇵🇭映画『フィリピンパブ嬢の社会学』🌵愛知で大ヒットした話題の実話が異例の全国20館に拡大! (@movie_Phili_pub) March 16, 2024
岐阜県出身の女優・ #五十嵐美紀 さんは、主人公翔太のお母さん役を務めました。学生時代は映画研究会に所属していたという五十嵐さんが本格的に俳優業に力を入れ始めたの実は10年前という話は意外でしたね。また他の作品で #岐阜CINEX に戻ってきてくれるでしょう‼️ pic.twitter.com/HnEnCzbMD9
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コンフォートホテル岐阜にチェックイン。
サブタイトルが「止められるか、俺たちを」の2となっている。近年、続編のタイトルに番号を付けるのは忌避される傾向にある。1を観ていない人が食い付いてこないからだ。昔は1がヒットして2、3、と続くのが恒例だったが、今の客は己の無知を恥と思わず作者の説明が不足していると高みに立つからそういう現象となっている。
そんな「2」も「3」も沢山あった1980年代の名古屋が舞台。
井上監督は歳が私より一つ下なので観ている映画はほぼ同時代。通過している映画史も並走していたことになる。
井浦新の憑依芸とも言える若松孝二監督の行動が可笑しくて、そして切なくて堪らない。「大林なんてどこが良いんだ」に爆笑。
19歳の井上青年(杉田雷麟)のダメ助監督ぶりも「あるある」だ、本人は辛かっただろうが観ているととても可笑しい。
シネマスコーレの人々、若松監督の話す言葉に登場する人名も記号も一切説明がない潔さ。レンセキが、あっちゃんが、と知らない人は置いて行く。それでイイのだ。
美加理、太田達也の自主映画に出ていた人。不意に出て来て(本編では美加理をモデルにした人が演じている)懐かしさに胸踊る。今はどうしているのだろう。
ラスト、あの世の砂漠はパレスチナか。
自分の青春時代の記憶を映画に出来る幸運で幸福な映画監督は世界中で数えるほどだろう。
例えそれが負の記憶だとしても。
スピルバーグなんか75歳でそれをやっているのだから。彼は間に合ううちにと思ってつくったに違いない。それを50歳代で実現させた井上監督が羨ましい。
しみじみ1980年代を感じる。久しぶりに映画を観て笑った。観られた私も幸福だ。
【公式】映画『犯罪都市 NO WAY OUT』オフィシャルサイト
早くもシリーズ三作目、ひと昔前、いやふた昔前ならジャッキー・チェンのお正月映画のような位置に収まりそうな勢い。
設定が前作から七年後、とのことだが風景も風俗も特に気を配っている風でもなく、あまり意味を為さない設定。
冒頭のマ・ドンソク兄貴のお約束腕っぷしも「定食」感満載、まあ絶対的無敵の誇張という事で、「ダーティハリー」がシリーズ化されてから冒頭で強盗を撃ち倒すパターンと一緒。
構成は黒澤明「用心棒」('61)に近い。韓国ワル警察と日本ヤクザの二つの対立する組織、日本から韓国に入る合成麻薬の取引をお目溢ししながら中抜きをして、その分を中国マフィアに売っている韓国警察のオトコマエワル捜査官。
この二つの組織を一網打尽にしようと奮闘するのが我らがマ・ドンソク兄貴の新勤務組織たるソウル広域捜査隊。
気は優しくて力持ち、愛嬌のある丸顔で教養は無いが憎めない、そしてパンチ一発で悪党をバッタバッタと薙ぎ倒す。
「ダーティハリー」も「用心棒」も無敵だがちょっとした隙につけ込まれて一回はボロ負けする。そしてそこから知略と根性で復活する、のが古典の教則。
ところが本作では後半その「復活」が根性だけなのでじゃ何でもありやん、とちょっと萎えた。
だがしかし!これでいいのだこの人は!エンドロールの「告知」でもう第4作を期待している自分がいた。