映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

MBSラジオ「ヤマヒロのぴかッとモーニング」出演

阪神淡路大震災から30年特集の一環として旧知のヤマヒロさんに呼んで頂く。

震災前の阪神間能登で映画を撮った数奇な運命についてお話し致しました。

↓こちらで聴けます


www.youtube.com

 

 

大阪市中央区博労町1「Book Cafe 上方演芸」

BookCafe上方演芸 - Librize

 

 讀賣テレビの番組審議委員会ご一緒する古川綾子さんのお店。

土曜日しか開いていないのでやっと来られた。

委員会では殆ど番組の話ししかしないので、ほぼ初めて演芸雑談。楽しかった。

 

 

 

大阪市中央区谷町6「ダルバート食堂 ムスタンタカリチューロ」

ダルバート食堂 | 私たちは南アジアのヒマラヤの麓、 ネパールの『ダルバート』というワンプレートカリーを提供しています。

 

 

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大阪ベトナムテト祭り in 難波宮跡公園


www.youtube.com

 

 

www.threads.net

左の会社のブース、検索してみたら

help.sendmoney.jp

なるほど。他のブースの知り合いの日本人経営者によるとたいそう景気がよろしいらしい。

そしてThreadsにも書いたが、名古屋の池田公園のフィリピン人に比べると圧倒的に若い人が多い。殆ど二十歳代だと思う。

 

「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」監督チャンドラー・レヴァック at シネリーブル神戸

映画『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』公式サイト

 

 カナダ出身のレヴァック監督はこれが長編デビュー作。

経歴を読むとどうやらこのストーリーはご自分の事なのではと想像する。主人公は男の子ローレンス(アイザイア・レティネン)だが女子(レヴァック監督)から設定を変えたのではないか。

映画監督志望のローレンス君がもう一人登場する女子の高校生監督の女子に激しく嫉妬するシーンも納得できる。

 本編が始まって画角がスタンダードというかテレビサイズ

どこかで変わるのかと思いきやずっと最後までこのサイズだった。映画館のスクリーンサイズではなくテレビやパソコンのモニターで映画を見ている世代だという主張か。

もう一つの理由はトロント郊外の田舎町なので映画館が遠かったのかも知れない。

シネフィルのローレンスが唯一映画館に観に行くのがP.T.アンダーソンの「パンチドランク・ラブ」(2002)。という事で時代はその辺り。ローレンスがアルバイトに勤しむレンタルビデオ店もまだレンタルはVHSでセルはDVD。

 映画監督になりたい、名門の映画学科のあるNYUに行きたいと親にも周囲にも宣言し、ひたすら映画にのめり込む姿は、自分の高校時代と重なってしまって一つ一つのシーンが微笑ましいというよりいちいちグサグサ刺さってしまう。

先に書いた女子監督への嫉妬、一緒に映画を志す仲間との距離の取り方(というか他者依存)など自分も陥ってしまった「恥ずかしい体験」に酷似していて怖い程だ。 

尤も、本作のローレンスには「心の傷」がありまたLDのような振る舞いも見せる。

母親も、レンタルビデオ店の店長も同じく消し難い傷を抱えているので、ローレンスの振る舞いが単なる我儘や癇癪ではないことを察している優しさが沁みる。

 

 スピルバーグの「フェイブルマンズ」(2023)は映画好きの少年がジョン・フォードに出会うまでのドリームストーリーだが、NYUに行けなかったローレンス君は失敗続きの茨の道のようで、映画学科のない大学の寮からもう一度ハリウッドを目指せるか。そんなラストもまたキューンと刺さって堪らない。あくまで私的に、だが。

佳作、お勧め。