映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「ロック・オブ・エイジズ」監督アダム・シャンクマン at TOHOシネマズ西宮OS。

ブロードウェイミュージカルの映画化。
1987年、オクラホマの田舎町からL.A.に出て来た女の子の恋と挫折、そこにサイドストーリーとしてロックスター(トム・クルーズ)の狂気と孤独が絡む。懐かしの80年代アメリカン・ロックサウンドに乗って。
「フラッシュ・ダンス」('83)「ショーガール」('95)、「コヨーテ・アグリー」('00)…何度も観て来た田舎娘のスター願望もの、今回もさほど新展開でもないし、全体に編集のキレがいまひとつ(123分)なのと何を気にしているのかロックを描きながら「健全」な描写に終始する。とはいえシャンクマン監督は振り付け師出身とあってダンスシーンはお見事。主演のジュリアン・ハフフィルモグラフィーによると「バーレスク」('10)に出ていたということでやはり踊れることが武器になったようだ。ルックスが田舎娘っぽいのも演出もあるとはいえ適役。トム・クルーズは「マグノリア」('99)の"教祖"とダブるイメージだがたまにこういうことがやりたい人なのだろう。
が、なんといってもこの映画でほかを喰ってしまったのが市長夫人役キャサリン・ゼタ・ジョーンズのヴァンプぶり。こういうオーヴァーな下品をやらせたら天下一品、助演女優賞もの。
我々世代は何となく楽しめてしまう一本。



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