映画的日乗

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「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせガール」監督・大根仁 at 東宝関西支社試写室

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出会う男すべて狂わせガールとはいえ、狂う男のタイプは限られているようにも見える。総じて極めて現代ニッポン男児的幼児性が共通項で、狂わせガールのあかり(水原希子)もまた知性や狂気も感じさせるパーソナリティでもないので手玉に取っている風には見えない。「モテキ!」('11)「SCOOP!」('16)と'80年代テイストがホームグラウンドだと思わせていた大根監督、今回は'90'sの雑誌メディアがまだ花形だった時代をサクサク切り取る(設定はネット炎上とLINEがもの言う現在進行形だが)。

上っ面のトレンド追っかけぶりと流されて行く人々を嗤う批評眼はシャープ。

一皮剥けば幼稚な恋愛にジタバタする男達、微かに同情するのは松尾スズキ演じる編集長、何ともご同輩の命短しぶり。

クスクス可笑しい楽しさ満載だが、賞味期限あり、かな。9月16日公開。

 

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