病院で検査。

薬膳ほうれん草カレー。薬膳効果なのかあっさりしたカレー。微かに辛味。


天玉赤だし。何年ぶりだろうか。なのに「毎度いつも有難う」と大将に言われる。
昔は屈強な武道家だったが、ひと回り小さくなって好々爺。お元気で
公式サイトを見ると謝罪文が。センシティブな題材だけに細心の配慮が必要という事なのだろうと想像する。
飯塚監督とは前作「世界は僕らに気づかない」(2023)に私の「フィリピンパブ嬢の社会学」の原作者が協力していた縁で直接話す機会があった。普段はニコニコ顔の好青年だが、こんな堂々たる作品を創り上げた事に素直に敬服する。
1965年、東京(ロケ地は群馬県のようだ)が舞台。本編の裁判審理のシーンで「アメリカでは性転換手術が認められ」と語られるが、英国ではまだ同性愛そのものが法に触れる時代であった。
まず丁寧な時代のデイティール描写に目が行く。遠目にかしずいている傷痍軍人。画面の奥に止まっている古い車。セロハンで口を覆った牛乳瓶、その蓋を開ける針のついた器具。美術部の仕事ぶりが素晴らしい(小坂健太郎)。
キャスティングもトランスジェンダー当事者を探しあて、見事にキャラクターを屹立させている。巧いとか下手とか、そんな技術的なことではない存在そのものを捉える演出と撮影に感心する。
体は男で心は女、だから手術で女になった、主張に対し検事(安井順平)は訊く。「メンスはあるのか」と。サチ(中川未悠)の最終弁論はこれに答える。男でも女でもないと。断じてそれを認めない検事が弁護士(錦戸亮)に自分の戦争体験を話す。
このエピソードを思い出した。
弁護士は憲法に照らし合わせて「幸福の追求」に照らし合わすが、裁判の結末は苦い。
まだ男の役目女の役目が明確に分けられていた時代、どんなにか女性上位を謳っても建前に過ぎない時代。男でも女でもないというカテゴライズには至らない。
他者を認めることで自分を意識する。日本に限らず世界中が分断の時代の今、観て知って、考えるべき映画だと思う。
佳作、お勧め。

映画「道草キッチン」
— エムカク (@m_kac) December 13, 2025
衰えや不安が押し寄せる中で、人生の大きな転機を迎える主人公。何かに導かれるように向かった新天地で静かな意思が芽生えていく。予定外の行動。偶然の出来事。人との出会い。自分自身の今と重ね合わせながら、噛み締めるように観ました。ぜひ劇場で#道草キッチン#元町映画館 pic.twitter.com/efkRemk2bV
十三の第七藝術劇場で道草キッチン&初日舞台挨拶、観てきました📽立ち見が出る程の満席で大盛況。私も主人公とほぼ同じ現状なので共感する事が多かったです。素晴らしい映画でした。#道草キッチン pic.twitter.com/mJhpDxzB1S
— あやの農園 🐦⬛∗*゚ラジオ垢 (@ayanonoen2) December 13, 2025
テスト

京都シネマで解散、阪急烏丸駅から初めてPRiVACE座席に乗ってみる。
新幹線グリーンよりええやんか

ジャックアンドベティで映画「 #道草キッチン 」を鑑賞#中江有里 さんを銀幕で観るのは初めて
— possibility (@possibi36799090) December 9, 2025
顔も知らない伯父夫婦が残した古民家を相続した主人公
地元民に愛された伯母の意思を受け継ぐかのように、地産地消で料理を作っていく
レンコン入りのバインミーは本当に食べたくなった🌭 pic.twitter.com/ZnaF6YarHx
ここからは本日観た映画の話題にいきましょうね。
— 五代目有楽亭八雲🐶🐍🚹(最近は映画ネタ多し・イベント出店時の屋号は八雲亭) (@croNAsra6ZO7rhg) December 9, 2025
道草キッチンを観ました、横浜ジャック&ベティで舞台挨拶上映回でした
主演は映画に26年ぶりに出演の中江有里氏昨今では作家活動等で名を上げてる様ですね。… pic.twitter.com/T5Dz5h8sN9
本日 は #横浜ジャックアンドベティ での舞台挨拶にお越しいただき誠に有難うございました!#白羽弥仁 監督、#中江有里 さん、サイン後のポスターの前で! pic.twitter.com/WCeQUPs8CX
— 映画「道草キッチン」公式 2025年11月7日徳島先行、11月22日新宿ケイズシネマ他順次公開 (@mov_michikusa_k) December 9, 2025
羽田空港よりNH39便で帰神

ジャック&ベティに来て下さったお客さんに頂いたスナックの看板風スタンド。
乾電池が入っていて明かりが灯る。