映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「悲しいボーイフレンド」監督・草野陽花 at シネリーブル神戸

神戸・西宮ロケという興味で見たが、乏しいライティングによるDV撮影は、夜間シーンにおいて登場人物の表情すら判然としない暗さとなっていて、低予算製作の限界を超えているように思う。後半、アントニオーニばりの不条理な展開がユニーク。寺脇康文が同窓生と電話で話す時だけ関西弁になるトコ、良かった。