映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「幸せをつかむ歌」監督ジョナサン・デミ at シネリーブル神戸

メリル・ストリープ、当代一のなりきり名人、英国首相からおばさんロッカーまで。67歳、同い年のリック・スプリングフィールドとベッドシーン(寸止めだけど)もありの女優魂だが終始オーヴァーアクト。若作りの計算がそれだとするとちょっと無理筋。更に実の娘メイミー・ガマーが長年離れて暮らしていた娘を演じる。神経症で引きこもり気味のこの娘も母ちゃん相手に奮闘演技するもんだから映画全体が歌舞いて日本のひと昔前のホームドラマ風。インディアナポリススノッブ家族の保守的な生活様式、スクエア過ぎ(映画的誇張か?)な倫理観に宗教的背景があるのは自明だが、検索してみるとこんな記事が出てきた。なるほど、こういう風土を批判しているのね。デミ監督、特段シャープな印象もないが手堅く纒めた感じ。元夫(ケビン・クライン)の女性観(平たく言えば"好み")がよく分からんが。


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