映画的日乗

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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」監督マイケル・ドハティ at TOHOシネマズ梅田

www.instagram.com  亡くなった板野義光さんがEPでクレジットされているのは何故なのか分からないが、中国系の名前がプロデュースチームに複数見られ、その所為かどうかオープニングは中国雲南省モスラの幼虫。いきなりモスラで始まり、これを携帯コンロみたいな機器でコントロールするという科学者母娘。長男はゴジラに殺されていて、夫とは離婚、この元夫婦が怪獣はコントロールすべし、という側と殺すべしという側に分かれている。が、母娘は元英国軍人グループ(よく分からん組織)に誘拐され、南極に眠るキングギドラをこの携帯コンロで目覚めさせる。これからこのかーちゃんの暴論で世界中の怪獣が目覚め、ゴジラと対戦するというかなり荒っぽい筋立て。雲南省の科学者チャン・ツィイーが中国と米国を瞬間移動するのでステルス戦闘機で移動しているのかと思いきや、映画を観終わってから知った、双子の科学者だったという設定。本家「モスラ」の設定に合わせているのか。渡辺謙の特攻も「日本人ならカミカゼ」という思い込みに見えて仕方がない。今際の際だけ日本語でと。メキシコの山の上に居座るラドンの画面上手の十字架、ゴジラが神で「復活」という暗示か、世界中で暴れている怪獣達だが群衆が逃げ惑うこともなく、ボストンのど真ん中で救われる家族は主人公達だけというのも「神を信じなさい」ってことか。紀元前に滅びた海底都市にカタカナでゴジラの文字、誰か注意したれよ紀元前にカタカナて。怪獣プロレスはお腹いっぱい。

 本作の見所は素晴らしいサウンドで奏でられる伊福部昭ゴジラ古関裕而モスラのテーマ曲、そこに板野義光さんと中島春雄さんの在りし日の写真が重なる凝ったエンドロール。全体、ドハティ監督の怪獣愛は伝わるけど。


【公式】「三大怪獣 地球最大の決戦」予告 ライバル怪獣キングギドラが初登場するゴジラシリーズの第5作目。

 

 

Godzilla Main Title

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