映画的日乗

映画、食、人。西に東に。

「はなればなれに」監督ジャン=リュック・ゴダール at 神戸アートビレッジセンター

1964年作品。
強烈な既視感に襲われるが、それは「これ以後」のこの作品を部分的に模倣したりオマージュ的に描写した作品群を見てしまっているからだ。カメラ目線で何事か呟いたり、詩を朗読したり。本を読む、新聞を読む。そして突然のダンス。初期の大森一樹からタランティーノそしてつい最近の「ラ・ラ・ランド」に到るまでゴダールが与えた影響は多大である。一方でここにあるふわふわとした軽やかさは映画製作が複雑で困難な時代に失われてしまっている。