言わずと知れたレイ・チャールズの生涯の映画化。キネ旬1月下旬号の特集記事によると
かなり事実に忠実に描かれているらしい。ハックフォードはベテラン職人監督の印象があるが、
手堅く飽きさせない(2時間40分弱)演出。だがしかし。
お馴染みの名曲の数々で綴っている一方、かの
"Georgia On My Mind"を唄わせてどこで爆発的にお客のハートを揺さぶらせるのかな、
とずっと見守っていたら、ラストにあっさりと。もっとあざとくても良かったのでは。
それと、7歳で失明してから如何に彼が音楽開眼したのかがすっぱりオミットされているのは
何故なのだろう。長い割には肝心なところが抜けている印象。
それにしてもジェイミー・フォックスの化けっぷりは天晴。
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