2004-08-25 「華氏911」監督マイケル・ムーア at ヴァージン・シネマズ六本木 映画 確かにブッシュという人物は神戸市長並みのノータリンだが(それはこの映画を観なくても広く知られている)、彼を「どうしても大統領にしたい」勢力というのは、果たしてパパ・ブッシュを長とするブッシュ家と石油利権屋だけなのだろうか? かなりの「真っ当な納税者」たるアメリカ市民が、「マジで」彼を支持していることの空しさに、全ての移民を受け入れて来た、巨大にして最大の実験国家の宿命を感じる。 あらためて思う、戦争はアメリカにとって"必要な"公共事業なのだと。