映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「ビート・キッズ」監督・塩屋俊 at MOVIX六甲

大阪、岸和田から府内のどこかの街に転校して来た高校生が、男言葉を話す謎の美少女の
手ほどきでロックンロールに目覚める、というお話し。以前にも書いたが、音楽映画という
のは作り手の血に音楽が流れていないとキツい。同じく、大阪弁というのも、イントネーション
も然ることながら会話のリズムが肝心。この映画に於いてそれが解っているのは父親役
豊川悦司ひとりと思われる。主役の男の子はアップに耐えられる顔ではない。
女の子(相武紗季)はなかなか。

ビートキッズ [DVD]

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