映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

「ラーメンガール」監督ロバート・アラン・アッカーマン at テアトル新宿

彼氏を追っかけてアメリカから東京にやってきたアビー(ブリトニー・マーフィー)はすぐに失恋。彼の住んでいたマンションの向かいにあったラーメン屋で「ラーメン」に出会う。人生の目標が見いだせなかったアビーは、店主(西田敏行)に弟子入り志願する。そのうち音をあげるだろうと店主は、アビーに対してシゴキというよりはイジメのような扱いをするが、彼女は喰らいついてくる…というお話し。
演出は手堅く、オーソドックスでアメリカ映画というより日本映画テイスト。監督・脚本・編集以外の現場は日本人スタッフだからというのもあるだろう。アイデンディティ・クライシスというのは大抵中高年だったりするが、アメリカの若い女の子というところが新味。「タンポポ」('85)の影響は明らかで(肝心なところで山崎努が出て来る)、あの映画の「弟子篇」とでも言おうか。登場人物の殆どがヘビースモーカーなのは意味不明。いくらスポンサードしているからといって「角」飲み過ぎや。