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「藤山寛美三十三回忌追善 喜劇特別公演」on 大阪松竹座

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「愛の設計図」

松竹新喜劇藤山寛美 愛の設計図(DVD) | 松竹DVD倶楽部

かつて寛美が演じた工務店の現場監督役を渋谷天外が。

休憩30分のあと、かつての寛美の舞台映像のダイジェスト。

「愛の設計図」も出て来る。嗚呼やっぱり寛美は凄かった。

更に休憩10分の後「大阪ぎらい物語」


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 寛美が演じた商家のあほぼん役を藤山直美が娘に転じて演じる。

松竹新喜劇の台本を、寛美→直美の男女の入れ替え以外はアレンジを加えず上演。

「愛の設計図」は図らずも現代の何でもパワハラ認定を嗤う。

「大阪ぎらい物語」は職業差別、身分差別をあほぼんならぬ「ちょっと変わった子」がやり込める。

1970年代への心地良いタイムスリップ、関西の子供はテレビを通じて良質の芝居に早くから触れていたのだった。 

お代に見合ったこれぞ商業演劇の王道。