映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「インファナル・アフェア3 終極無間」監督アンドリュー・ラウ&アラン・マックat 国際松竹

ヒットシリーズの最終章…多分。ストーリーの順番で言うと、2→1→3
となるが、今作「3」は「1」の直前も挟まれるという複雑な構成。始まって20分ほどは
何がなんやら解りません。ケリー・チャンが登場するあたりでようやく「1」のことを
想い出し、時系列が繋がる。やっぱり「3」まで来るとネタが尽きているので、ケリー・
チャンのお美しいご尊顔を眺めていられるのは個人的には嬉しいが、構成としては彼女の精神分析
のくだりが冗長。更に次から次へと第3第4のアンダーカバー・コッブが判明、大変です。
シリーズ3作、ご苦労様でした。シリーズを観ていない方、DVDなりビデオなりで
必ず「1」をご覧になってからご鑑賞下さい。劇場中「解らん」「解らん」「解らん」の声しきり。