映画和日乗

映画、食、人。西に東に。

                         

「NANA」監督・大谷健太郎 at 東宝関西支社試写室

ベストセラーコミックの映画化。
原作は未読だが、前半登場人物の背景を説明する平板な描写を観ていると多分原作通りなのだろう。が、中盤三角関係やら失恋やら別離やら、大谷監督の「得意科目」が繋がって来るあたりで俄然画面が生き生きして来る。白を基調にした難しい色彩設計も成功しているし、歌唱力優先で演技は二の次だがその存在感で中島美嘉は見事。
登場人物が若いくせにやたら煙草を吸うのには辟易だが(映画会社はちゃんと言った方が良いと思う)。
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